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ストレスが健康に及ぼす影響 4

歯ぎしりがひどくて横で眠れないといった訴えも十分「歯ぎしり」の害といえますが、実際にはもっとさまざまな弊害があります。

破折
強く噛んでしまったり、歯を食いしばることで歯が欠けたり、ひどい場合には歯が真っ二つに割れることもあります。また、せっかく治療した詰め物や被せた物が外れたり割れたりすることがあります。

知覚過敏
歯が割れるまではいかなくても、歯の根元が少しずつ欠けることによって、冷たい水がしみたりする知覚過敏を起こすこともあります。

顎関節症
強く噛む力が、歯や歯ぐきだけではなく、あごの関節にまで影響を及ぼすことがあります。
あごの関節には関節円板という軟骨がありますが、それが傷ついたりして、あごが痛くなったり、聞きにくくなったり音がしたりすることがあります。

肩こり・頭痛
口を開けたり閉めたりする筋肉は、いくつかあります。
まず、噛みしめる筋肉の一つの側頭筋はこめかみから頭の側方部分にあり、この筋肉がいわゆる凝った状態になると頭痛がしたりします。
また下あごから首、胸にかけて広がっている広頚筋という筋肉が凝ると、肩こりになる場合があります。
朝起きたばかりなのに肩が凝っているという場合は、夜「歯ぎしり」をしているのかもしれません。

広島県三原市 大名歯科医院 歯科技工士 木原 義隆

 

投稿者プロフィール

歯科技工士
大名歯科の歯科技工士です。
2018年3月28日 歯科技工士

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