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歯を失うだけに留まらない歯周病

40代以上の日本人の大半がかかっているといわれる歯周病。進行すると歯を支える骨が溶け、歯を失う原因になります。正常な状態の歯肉はピンク色で引き締まっていますが、歯垢がたまりケアを怠っていくと、歯茎に炎症が生じて暗い赤色に腫れます。

※これは歯磨きの時や硬いものを食べた時に出血しやすい状態です。

炎症が進行すると歯と骨をつなぐ歯根膜が溶け、隙間(歯周ポケット)ができます。歯を支えている骨が溶け始め、悪化すると歯茎が下がって、歯がグラグラ動きます。歯茎から膿が出て口臭も強くなりますね。

重症になると、骨がほとんど溶けてしまい、食事どころではありません。歯が自然に抜け落ちてしまいます。

出血しやすくなる(※)の段階で歯科の治療を受ければ、正常な状態に戻すことが可能ですが、それ以上進行すると完全に元に戻すことは難しくなります。

「大丈夫だろう」と高をくくっていると後戻りできない状態になってしまう事があります!

大切な自分の体を守れるのは、自分の考え方と実践次第です。

広島県三原市 大名歯科医院 歯科技工士 木原 義隆

投稿者プロフィール

歯科技工士
大名歯科の歯科技工士です。
2018年6月19日 歯科技工士

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