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補綴の未来が変わりつつあるようです

2eaded6d.jpgこれまで歯科治療といえば「虫歯と歯槽膿漏」が相場でした。ですが最近では、乳幼児へのフッ化物塗布、小児の予防充填、水道水へのフッ化物添加、プラークコントロールなどで、虫歯は日本から無くなりつつあります
歯槽膿漏に関しても、テレビコマーシャルの影響などもあって、歯周病に対する患者さんの意識が向上し、重症の患者さんは減っています。
それに変わって、これまであまり認識されていなかった病気が「咬合病」です

咬合病とは、噛み合わせの不調和に起因して起きる疾病で、咬耗、歯ぎしり、歯周組織の損傷、咀嚼筋の疼痛や痙れん、顎関節機能障害、肩凝り、慢性頭痛などの症状

この病気の原因の多くはストレスと食生活です。ストレスについては成果主義の導入や将来への不安などが原因となり、食生活については、「飽食の時代」、裏を返せば「柔らかくて美味しい」食生活が広まったためでしょう。顎にとっては、噛む回数が減り、上下28本の永久歯が収まりきるだけの顎に成長することが出来ないため、歯列不正や、弱々しく細長い顔つきの成人が増えているようです
今やほとんどの日本人に、多少なりとも咬合に異常があるのにもかかわらず、自覚症状がなく進行していくのが、「咬合病」なのです
上の項目の症状に心当たりのある方は、お気軽に当医院にご相談下さい。

広島県三原市 大名歯科医院 歯科技工士 木原 義隆

投稿者プロフィール

歯科技工士
大名歯科の歯科技工士です。
2010年3月12日 歯科技工士

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