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枕は、どんなのがいいですか?

2020年8月6日 大名歯科院長
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歯医者をしていると、「先生はどんな枕を使っているのですか?」ときかれることがあります。
「枕は使っていません。」これが私の答えです。

確かに高さや硬さを合わせることは寝入りや姿勢に影響を及ぼすかも知れません。
しかし、寝入りと寝起きの姿勢は抑制されていない限り異なり、睡眠中に何度も寝返りをうって同じ姿勢で寝続けることは困難です。

つまり一時のスムーズな寝入りのためだけに自分にあった枕が必要であり、寝入ってしまうと枕はどうでもよくなります。
どうでもよくなるばかりでなく、むしろ高すぎる枕は姿勢的に噛みしめや歯ぎしりをしやすくし、睡眠時無呼吸のリスクも増やします。

眠りのいい姿勢とは、遊んで疲れ果てた子どもが畳や板の間の上で大の字に寝ている姿勢と思われます。
これだと、歯ぎしりもしにくく、気道も詰まりにくく、理想的と考えられます。
つまり、枕にこだわらず気持ちも体も大きく寝る姿勢こそ、熟睡と安眠が実現できます。


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