大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
成功率90%の嘘——その手術、本当に大丈夫?
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「成功率90%」と聞くと、多くの患者や家族は「ほとんど成功するんだ!」と安心しがちです。しかし、医師の視点では「10人に1人は失敗する」という意味でもあり、決してリスクが低いとは言えません。特に、一度きりでやり直しの効かない手術なら、なおさら慎重になるべきです。
さらに、医師が患者を安心させるために言う「必ず治る」「痛くない」「一生持つ」といった言葉も要注意。実際の医療現場で「必ず」や「絶対」はありえません。中国新聞デジタルのアンケートでは、患者が「医師から言われて嬉しい言葉」として「必ず治るから」が挙げられていましたが、これは本当に信じていいのでしょうか?
手術の成功率や医師の言葉を鵜呑みにせず、冷静にリスクを見極めることが大切です。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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