そのクセ、歯並びを崩壊させる!? 無意識の“自滅矯正”があなたを襲う
「昔と比べて、前歯の歯並びが変わった気がする…」そんなふうに感じたことはありませんか? 実はそれ、知らぬ間に**“悪い自力矯正”**を続けてしまっているサインかもしれません。
あなたもやってる!? 歯並びを崩す3つのクセ
① 無意識に上下の歯を接触させるクセ
ふとした瞬間、上下の歯がずっと触れていませんか? 本来、リラックスしているときは上下の歯の間に1~3mmの隙間があるのが正常です。しかし、気づかぬうちに歯を接触させるクセがあると、歯や歯茎に負担がかかり、歯並びが乱れる原因に。
(例)「デスクワークをしていると、つい奥歯を噛みしめてることが多くて…気づいたら前歯がガタガタになってた!」
② 口呼吸が引き起こす歯並びの変化
口呼吸が習慣になると、舌の位置が下がり、歯並びを内側から支える力が弱まります。その結果、前歯が前に出たり、ガタついたりすることに…。さらに、口の中が乾燥して虫歯や歯周病のリスクも上がります。
(例)「花粉症で口呼吸がクセになってから、前歯がどんどん前に出てきた…」
③ 低位舌(舌の位置が低い状態)
正しい舌の位置は、上あごの裏側にピタッとついている状態です。しかし、舌の位置が低いと口周りの筋力が弱くなり、歯並びが乱れる原因に。特に出っ歯や受け口の原因になることが多いので要注意!
(例)「昔から舌の位置を意識したことなかったけど、歯医者に『舌のせいで歯並びが悪くなってる』って言われた!」
そのまま放置すると…!? 悪化する“自力矯正”
これらのクセを直さない限り、無意識のうちに**「悪い方向に歯を動かし続ける」ことになります。つまり、知らず知らずのうちに自ら歯並びを崩壊させている**ということ!
「10年前より歯並びが悪くなってる…」と感じたら、まずは普段のクセをチェックしてみましょう。意識的に改善することで、これ以上の悪化を防ぐことができます!
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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