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歯みがきしてるのに虫歯?…それ、あなたの努力が全部ムダな理由

2025年11月29日 大名歯科院長
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「歯みがき信者、全滅説。」──それ、実は虫歯予防に“ほぼ無意味”です

歯みがきしているのに虫歯になる不思議──本当に怖いのは“磨き忘れ”ではなく“飲食回数”です

「毎日ちゃんと歯みがきしているのに虫歯になる」
「逆に、ほとんど磨かないのに虫歯ゼロの人がいる」
こんな“不公平な現象”が、あなたの身近でも起きていませんか?
実はこれ、まったく不思議ではありません。
虫歯の原因を根本的に誤解している人が圧倒的に多いからです。

❌ 間違った虫歯予防の代表例

「歯みがきしないと虫歯になるよ」は、実は“根拠ほぼゼロ”

長年の常識として語られるこのセリフ。
しかし、これは虫歯予防としてはほとんど効果がありません

・歯みがきをしっかりしているのに虫歯になる人
・ほとんど磨かなくても虫歯ゼロの人
この違いは、磨き方の問題ではありません。

🦠 虫歯は“飲食習慣病”です

重要なのは「何を食べたか」ではなく「何回食べたか」

虫歯は飲食回数と飲食時間の長さで決まります。
これは歯科医の中では常識ですが、一般にはほとんど知られていません。

次のような習慣があると、歯みがきではかばいきれないほど
虫歯リスクが高くなります。

  • 飲食回数が多い(間食・おやつ・夜食が多い)
  • 飲食時間が長い(ダラダラ食べ・ながら食べ)
  • 料理中の味見や、つまみ食いを何度もしてしまう
  • 甘い飲み物をちょこちょこ、長時間ダラダラ飲む

逆に、

  • 砂糖をたくさん食べる
  • 甘い物が好き

という方でも、「回数さえ少なければ」意外と虫歯になりにくいこともあります。

📚 一般向けの本でも“回数”の重要性が紹介されています

これらの考え方は、一般向けの虫歯予防の本などでも紹介され始めています。
内容すべてに賛同するわけではありませんが、
少なくとも「歯みがき=虫歯予防の主役」ではないことがわかりやすく書かれているものもあります。

特に、「歯みがきしているのに虫歯になってしまう方」には必読の内容です。

❌ 「虫歯になったから、これからはすぐ磨きます!」は、また同じ失敗の始まり

虫歯ができた患者さんがよく言う言葉があります。

今度からは、食べたらすぐ歯みがきします!

……残念ながら、これではほとんど意味がありません。
なぜなら、あなたの虫歯の原因は「磨き忘れ」ではなく「飲食習慣」だからです。

次のようなクセが変わらない限り、虫歯の歴史は確実にくり返されます。

  • ダラダラ食べ
  • なんとなくの間食が多い
  • 気づいたら何かしら口に入っている
  • 甘い飲み物を少しずつ長時間飲み続ける

歯みがきだけを増やしても、原因がそのままなら結果もそのままです。

😷 歯みがき神話は…マスク信仰に似ている?

「やっていると安心だけど、根本解決にはなっていない」
という点で、歯みがき神話とマスク信仰はどこか似ています。

もちろん、歯みがき自体は大切です。
しかし、虫歯の主因である「飲食回数・時間」を無視したままでは、
歯みがきは虫歯の“免罪符”にはなりません。

✅ 結論:虫歯予防の本質は「回数を減らす」「食事に区切りをつける」だけ

虫歯を本気で予防したいなら、まず次の3つを意識してください。

  • 食べる回数を減らす
  • 飲む回数を減らす(特に甘い飲み物)
  • 口に物が入っている時間を短くする(ダラダラ食べをやめる)

これだけで、虫歯リスクは大きく下がります。
歯みがきはあくまで「仕上げ」と「保険」であって、虫歯予防の主役ではありません。

📩 「歯みがきしているのに虫歯になる」方へ

歯みがきの努力を否定したいわけではありません。
むしろ、その努力がきちんと報われるようにしたいのです。

もし、
「ちゃんと磨いているのに、なぜか毎回どこかが虫歯になる」
というお悩みがあれば、
一度、飲食回数や間食の習慣を一緒に見直してみませんか?

大名歯科では、歯みがき指導だけでなく、
虫歯になりにくい飲食習慣についてもわかりやすくアドバイスしています。
「歯みがき信者」から卒業して、
本当に虫歯になりにくい生活を目指しましょう。


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