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歯の痛みに潜む真実:虫歯以外の注意すべき原因と対策

2024年2月19日 大名歯科院長
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歯の健康に関する認識を覆す事実があります。歯がしみる、詰め物が取れた、穴が開いたといった症状があっても、虫歯が見つからない場合があります。しかし、虫歯でないから安心するのではなく、むしろ注意が必要です。

歯が取れた場合、ただ付け直すことがありますが、その原因や理由が分からないまま対処するのは危険です。また、虫歯がないのに歯が痛む場合も増えています。その原因の一つに、上下の歯の接触癖であるTCHが挙げられます。朝食時、昼食時、夕食時など、痛みのタイミングを見極めることで自覚し、歯ぎしり以外の症状も自然に改善される場合があります。

TCHは現代のストレス生活習慣病とも言えるもので、虫歯以外の歯の痛みの原因の多くを占めています。しかし、虫歯の可能性が残る場合もあります。そのため、自発痛や誘発痛などの症状に応じて、適切な処置が必要です。飲食習慣の改善も重要であり、再発リスクを下げるためにも注意が必要です。

さらに、上下の歯を接触させる悪い癖であるTCHは、歯の健康寿命を短くする要因となります。この悪い癖を直すためには自覚が必要ですが、また、ストレスを減らすなど穏やかな生活を送ることも大切です。しかし、これらの対策は容易ではなく、難しい面もあります。

歯の痛みに潜む真実を知ることで、歯の健康を守るための適切な対策を講じることができます。自覚し、適切な処置を行うことで、健康な歯を維持し、より快適な生活を送ることができます。


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