サプリメントブームのなかでの誤解
みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です
インターネットの影響で話題のサプリメント市場は爆発的に増えています。
サプリメントは、食品であっても一般食品とは異なります。
人体への何らかの効果を期待した特殊な食品であることを前提に投与しなければなりません。
たとえば、「医薬品から食品になった」という経緯は、サプリメントを宣伝する上できわめて好都合であるが、コエンザイムQ10は、別名「コビデカレノン」として軽症から中等度のうっ血性心不全に投与されてきました。
サプリメントとしては、抗酸化作用を介した老化防止のために利用されています。
一方、一般の人々は、食べたタンパク質がそのまま身体に取り込まれて作用すると考えがちで、テレビなどのメディアで「コラーゲンを食べるとお肌がツルツル」という情報を聞くと、女性は迷うことなく飛びつくでしょう。
しかし、コラーゲンもタンパク質であり、食べても消化管でアミノ酸までは分解されるが、皮膚までは届かないことは、まったく理解されていないのです。
また、脳には脳血管関門があるため、一般的に神経伝達物を食べても脳には届かないため、頭の良くなるサプリメントはないのです。
サプリメントの広告は一般の人々の誤解を招くように事実を曲げて紹介されていることは少なくありません。
その一方で、薬事法の制約上販売者が直接的に患者さんにサプリメントのエビデンスを公開することができないため、正確な情報も入手しにくく、実際よりサプリメントの効果を過大評価することになります。
販売者が正確な情報を提供できないゆえに、間違った認識をしてしまい薬に近い食品であるサプリメントを継続的に摂取することは、薬害と近いことなっているのでないでしょうか。
広島インプラント情報室(広島県三原市) 予防歯科 大名
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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