大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
インプラントだけでなく歯科治療全般の精度向上にCTを
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です
医科で有名なCT(Computed Tomography)コンピュータ断層撮影をついに、手に入れました。
これで、今まで見えなかった、分からなかった、気づかなかったことが飛躍的に減ると期待しています。
以下、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋
歯科用CT(しかようCT)とは、近年開発された歯科に特化したCT装置。
デンタルCT、あるいはコーンビーム方式を用いているため、コーンビームCT(CBCT)とも言う。
主にデンタルインプラント、親知らずの抜歯、矯正歯科症例で見られる埋伏歯、などの歯科治療・診断に用いられているが、耳鼻科疾患に用いられることもある。
三次元の高画質画像を用いることで、断層方式パノラマX線撮影法や口内法X線撮影法では判別できない、痛みや症状の原因がわかることがある。
さらに医科用CTに比べて次のような利点があります。
- 装置がコンパクトで安価
- 被曝量が少ない
- 空間分解能が高い(0.1mmオーダーでの診断が可能)
- 金属アーチファクト(画像の乱れ)が少ない
- 短時間で三次元画像を構築できる
- 座ったまま撮影できるため閉塞感がない
インプラントはもちろん、歯科矯正治療の移動可能範囲や移動確認、歯の神経をとるなど根の中の治療の確認、歯周病治療時歯の周りの骨の確認など、診断と処置の精度を上げるためには必要な機器が歯科用CTなのです。
あまり言いたくはありませんが、私の治療結果も正確に把握できるため、さらに精度の高い治療が行えるためのスキルアップ道具になりそうです。
この歯科用CTで、患者、歯科衛生士、歯科技工士、歯科医師がみな幸せになればと期待しています。
Author Profile

- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
歯科2025.04.30キスリップへの道は“くちテープ”から
歯科2025.04.29ガラスの歯と無音のルール――あなたの口の中で起きているかもしれない事故
歯科2025.04.28実は歯科技術も日本が先!200年前に完成していた江戸の入れ歯
歯科2025.04.27「水泳=健康」じゃない?意外な落とし穴とは
この記事をFacebookでシェアする