大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
「この歯、何年もつ?」と聞く前に知ってほしい大切なこと
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
■「この歯、何年もちますか?」と聞きたくなる気持ちはよくわかります
歯の寿命が気になるのは、誰でも当然のことです。 「この被せ物、あと何年もちますか?」と聞かれることも多いです。 でも、実はこの質問には正確に答えるのがとても難しいのです。 医師の「余命宣告」ですら、よく外れるのをご存じでしょうか? 明日、不慮の事故で歯や命を失う可能性もあります。 歯も人生も「絶対」はありません。
✅ だからこそ大切なのは――
完璧を求めすぎず、「ほどほど」を心がけること。 一病息災(軽い病がある方がかえって長生き)という考え方もあります。 長持ちの秘訣は、予防と日々のメンテナンスにあります。
■「しっかりくっつけてくれ!」と言いたくなる詰め物・被せ物の話
詰め物や被せ物が外れると、患者さんも歯科医も落ち込みます。 「取れた=失敗」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。 外れる原因の多くは、“噛む力のかけすぎ”=負担のかけすぎです。
✅ 実はこんなリスクも
もし、外れなかったら? 次に弱い部分=歯根が先に折れていたかもしれません。 つまり、詰め物が取れたのは「歯を守るための脱出」だった可能性も。
✅ 歯を守るためのヒント
無理せず、ゆっくり使うこと。 固い物をガリガリ噛まない。 被せ物は“永久装備”ではなく“消耗品”と考えましょう。
Author Profile
- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
健康2025.12.04“食うな”が最強の糖尿病治療だったという衝撃の歴史
咬み合わせ2025.12.03《いきなり奥歯禁止》あなたの噛み方、毎食“歯の事故”です。
虫歯2025.12.02虫歯は治らない。でも“止められる”。削る前に知らないと危険な真実
咬み合わせ2025.12.01その痛み、デブ認定じゃない!“頬を噛む人の共通点”を歯科医が暴露
この記事をFacebookでシェアする














