メーカーと偽予防歯科医は虫歯予防のため異常にキシリトールを患者にすすめます。
カロリーがショ糖の3/4だとか、天然素材の甘味料だとか。
どちらも間違いではありませんが、ガムなど予防製品に入っているキシリトールはフィンランドの企業が大規模に生産したヘミセルロース(木材や麦わら、トウモロコシの穂軸、サトウキビの搾りカスに大量に存在)を工業的に加水分解、さらに還元して製造したものです。つまり、他の代替甘味料と同じ化学物質です。
キシリトールをすすめるメーカーと御用聞き歯科医がキシリトールに有利なデータを作り上げ、あたかもキシリトールだけがミュータンス菌に働きかけた結果、虫歯予防効果が生じていると吹聴しています。
正しくはキシリトールが虫歯予防効果を発揮しているのではなく、唾液が虫歯予防効果を発揮しているのです。つまり、キシリトールが入っていることが大切なのではなく、ショ糖を含め不溶性グルカンと酸を産生する成分が全く何も入っていないことが大切なのです。
テレビCMでよくあるあるの「有効成分〇〇入り」よりも「余計な成分が何も入っていない」ことが他の業界製品にも商品選択の真基準として間違いないでしょう。

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広島県三原市の歯医者 大名歯科