大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
微生物との共存から学ぶ:生態調和と健康管理
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
ウイルスや歯周病菌を完全にゼロにできない現実に直面する中で、生きることは他者との関わりと微生物との共存ではないでしょうか。
悪い菌を100よりも10に減らす努力が重要であるが、絶対に0にはできない。むしろ、いい菌を99に近づけることがより簡単で効果的なアプローチです。
薬で行うお口の消毒は殺虫剤を口の中で使用することに似ています。薬の行き過ぎた使用で口腔常在菌をまんべんなく殺すことは人体へ悪影響を少なからず起こすに違いありません。善玉菌と悪玉菌の共存が重要であり、薬で悪玉菌だけを排除することは不可能でしょう。
生態のバランスを考慮した健康管理が必要であり、微生物との共存から学ぶことで、ほどほどのアプローチが健康に寄与することを示唆する。
Author Profile

- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
歯科2025.04.30キスリップへの道は“くちテープ”から
歯科2025.04.29ガラスの歯と無音のルール――あなたの口の中で起きているかもしれない事故
歯科2025.04.28実は歯科技術も日本が先!200年前に完成していた江戸の入れ歯
歯科2025.04.27「水泳=健康」じゃない?意外な落とし穴とは
この記事をFacebookでシェアする