キシリトールと虫歯予防の真実⁉️
まず、お食事中の方は申し訳ありません。写真は私の車のガム入れです。
私は10年以上、ガムを噛み続けています。寝る時、食べる時、歯みがきの時、仕事の時以外ずっと噛んでいます。その理由は私も虫歯に悩まされていたからです。
恥ずかしい話ですが、小学生のころから、勤務医1年目くらいまでは毎年1~2本くらい虫歯ができ、治療してもらっていました。愚かにも、毎度治療終了日からはしばらく一生懸命歯みがきしておりました。でもまた虫歯になってしまうのです。「歯みがきしないと虫歯になるよ」という言葉に、歯学生時代から疑問を持ち始めました。
勤務医時代に出会ったキシリトールガムの「これを噛めば噛むほど虫歯菌が減る」というロッテの宣伝文句に感銘を受け、噛み始めました。他にも虫歯予防に重要な要素はありますが、このガムのおかげで虫歯は全くできなくなりました。
ところが一年前に詰め物が取れてしまい、半年以上放置しておりました。そんな歯科医師あるまじき状況にありながら、虫歯にはなりませんでした。つまり、虫歯予防プログラムを実践すると、詰め物が取れても虫歯があっても、虫歯ができたり進行したりすることは決してないのです。その一因がシュガーレスガムによる唾液の効果です。
キシリトールは虫歯を予防しないというネガティブキャンペーンが出ていますが、ほぼその通りだと思います。その証拠がこの写真です。まだ、味(キシリトール成分)が残っているものもありますが、唾液のおかげで細菌がほとんど繁殖しておりません。キシリトールが細菌を直接やっつけるのではなく、唾液の抗菌力が効果を発揮していると考えました。副作用の全くない唾液で病気を予防しましょう。
キシリトールの悪質な表示
免疫力向上、虫歯予防、歯周病予防、歯並びの改善といったメリットがデメリットを上回るシュガーレスガム。これをおすすめすると、「あ~、キシリトールのね」と、勘違いする人が多いです。キシリトールを含む一方で砂糖も含む悪質な商品もありますので、ご注意ください。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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