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非常識な真実: キシリトールの誤解

2024年2月29日 大名歯科院長
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製造業者や一部の歯科医は虫歯予防のためにキシリトールを積極的に勧めています。カロリーが普通の砂糖の3/4であり、天然由来の甘味料であると主張されています。これらの主張には一理ありますが、ガムなどの予防製品に含まれるキシリトールは、フィンランドの企業が大規模に生産したヘミセルロース(木材や麦わら、トウモロコシの穂軸、サトウキビの搾りカスに存在する)を工業的に加水分解し、還元して製造されています。言い換えれば、他の代替甘味料と同様に、化学物質です。

キシリトールを推奨する製造業者と関連のある歯科医は、キシリトールの利点に関するデータを強調し、キシリトールがミュータンス菌に直接効果を及ぼし、虫歯予防に役立つかのように宣伝しています。しかし、実際にはキシリトール自体が虫歯予防に効果があるのではなく、唾液がその役割を果たしています。言い換えれば、キシリトールが含まれていることよりも、不溶性グルカンや酸を産生する成分が一切含まれていないことの方が重要です。

一般的な商品選択基準として、「有効成分〇〇入り」というテレビCMでよく見られる表現よりも、「余計な成分が一切含まれていない」ことが重要であると言えます。


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