大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
歯の大切さと老化に伴う注意点
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
歳を重ねると、歯の健康に関する問題が顕在化してきます。「もう歳だから…」と認めることが、老化の第一歩ですが、ピンピンした高齢者はそのような言葉を口にしません。歯を失う主な原因は虫歯と歯周病であり、これらは飲食習慣や生活様式によってほぼ完全に予防できます。したがって、歯が抜けるのは単純に歳をとることの結果ではなく、歳を取る過程での生活様式に起因します。
歯が欠損すると、その影響はさまざまな側面に及びます。まず、噛むことができなくなるため、食事が偏り、栄養不足に陥りやすくなります。これによって健康状態が悪化し、医療費がかさんでいく可能性があります。また、歯がないことによる見た目の悪化は自信を失い、笑顔を見せることができなくなるかもしれません。これはコミュニケーション能力にも影響し、孤立感やうつ病のリスクを高めます。その結果、生活の質が低下し、貧困化のリスクが高まるかもしれません。
こうした問題を防ぐためには、日常生活での歯のケアが重要です。定期的な歯科検診や適切な歯磨き、バランスの取れた食事などが必要です。さらに、喫煙や過度なアルコール摂取などの生活習慣を見直すことも大切です。
歯は「金なり」と誰も言ってくれませんが、その重要性は計り知れません。健康な歯は健康な生活を支え、幸福感や社会的なつながりをもたらします。したがって、若いうちから歯のケアに十分な注意を払い、将来の健康を守ることが重要です。
Author Profile

- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
歯科2025.06.27「奥歯に物が挟まる!」は勘違い?実は◯◯が原因でした
虫歯2025.06.26出血したらNG?歯ブラシの意外な使い方と磨くタイミングの正解
歯科2025.06.25「噛み合わせは気にしない方がうまくいく?」
歯科2025.06.24「歯ぎしり・無呼吸は“枕”が原因?理想の睡眠は夏休みの小学生!」
この記事をFacebookでシェアする