大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
歯がなくてもステーキを食べられる!? 本当に大事なのはアレだった!
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
歯を何本か抜いたのに、普通に食事ができる人がいます。逆に、歯がすべてそろっているのに「うまく噛めない」と悩んでいる人もいます。これは一体どういうことでしょうか?
実は、「噛めるかどうか」は、単に歯の本数や見た目だけで決まるわけではありません。噛むという行為には、噛み合わせやあごの動き、舌の使い方など、さまざまな要素が関わっています。
例えば、70代の男性が上下ともに数本の歯しか残っていないにもかかわらず、硬いせんべいをバリバリ噛んで食べていることがあります。逆に、20代で歯がすべてそろっているのに、「肉を噛むと顎が疲れる」と言う人もいます。
また、子どもを見ていると面白いことに気づきます。乳歯が抜けて前歯がしばらくない状態でも、平気な顔で話したり食べたりしています。「歯がないと何もできない」という大人の常識とは、まったく違う世界です。不思議ですよね。
つまり、歯の本数が「噛める能力」に直結するとは限らないのです。むしろ、口の中全体のバランスや使い方のほうが重要なのかもしれません。
Author Profile

- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
歯科2025.04.30キスリップへの道は“くちテープ”から
歯科2025.04.29ガラスの歯と無音のルール――あなたの口の中で起きているかもしれない事故
歯科2025.04.28実は歯科技術も日本が先!200年前に完成していた江戸の入れ歯
歯科2025.04.27「水泳=健康」じゃない?意外な落とし穴とは
この記事をFacebookでシェアする