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その“ギリギリ音”、歯が悲鳴をあげてます

2025年5月14日 大名歯科院長
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歯が出す音は、SOSのサインかも?

ギリギリ、キリキリ、キュッキュッ、カチカチ…。

こんな音を歯から出してしまっていませんか?どれも、実はやってはいけない危険なサウンドなんです。

歯はとても硬そうに見えますが、実は“ガラス”のように繊細。

「ギリギリ」と歯ぎしりをすることで、目には見えない細かいヒビ(マイクロクラック)が入ったり、ひどい場合は「パリーン」と割れることもあります。

たとえば、夜寝ている間に無意識に歯ぎしりしてしまう人も多いですが、朝起きたときにアゴがだるい、歯がしみるといった症状があるなら要注意です。

歯は高価なガラス食器と同じように、「ソフトに・スローに」扱うことが基本。

ガリッと噛んだ氷で歯にヒビが入った、なんて話も珍しくありません。

ところで、「かむ(噛む/咬む)」という言葉、実は意味が違うって知っていましたか?

・**「よく噛む」ことは、唾液の分泌を促し、消化を助けるなど、体にとって良いことばかり。

・でも「強く咬む」**ことは、歯やアゴの負担になり、歯の摩耗や顎関節症の原因になることもあるんです。

たとえば、イライラしていて歯をギュッと食いしばってしまう…そんな「咬む」は、体にとってマイナスです。

気になる方は、「噛む」と「咬む」の違いをぜひ調べてみてください。

歯を長持ちさせるためには、静かにやさしく噛むことがカギですよ。


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