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ストレッチで歯が痛くなる!? 噛み方にも“スロー”が効く理由

2025年5月16日 大名歯科院長
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ストレッチで捻挫するような人は、ほとんどいませんよね。体をじっくり伸ばすときは、自然とゆっくりとした動作になります。しかし、これと同じように、実は「噛む」動作もゆっくり行うのが理想だということをご存知でしょうか?

たとえば、顎を強く打ったわけでもないのに、急に顎が痛くなったり、歯を強く噛みしめた記憶がないのに、歯がジンジンと痛んだりすることがあります。これらの症状、実は「噛むスピード」が関係していることもあるのです。

食事のとき、つい早食いになってしまったり、バリバリと力強く噛んでしまったりすることはありませんか?そうした動作は、筋肉や関節に余計な負担をかけ、知らないうちに痛みを引き起こすことがあります。

例えるなら、準備運動もせずに急に全力で走り出すようなもの。体はびっくりして、痛みやケガに繋がるリスクが高まります。

噛むときもストレッチのように、ゆっくり・じっくりを意識してみましょう。ソレマル(それが正解)な噛み方は「スローフード」ならぬ「スロー噛み」。噛むこと自体を楽しむくらいの気持ちで食事をすることが、体にとっても心にとっても優しい習慣になるのです。


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