大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
ストレッチで歯が痛くなる!? 噛み方にも“スロー”が効く理由
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
ストレッチで捻挫するような人は、ほとんどいませんよね。体をじっくり伸ばすときは、自然とゆっくりとした動作になります。しかし、これと同じように、実は「噛む」動作もゆっくり行うのが理想だということをご存知でしょうか?
たとえば、顎を強く打ったわけでもないのに、急に顎が痛くなったり、歯を強く噛みしめた記憶がないのに、歯がジンジンと痛んだりすることがあります。これらの症状、実は「噛むスピード」が関係していることもあるのです。
食事のとき、つい早食いになってしまったり、バリバリと力強く噛んでしまったりすることはありませんか?そうした動作は、筋肉や関節に余計な負担をかけ、知らないうちに痛みを引き起こすことがあります。
例えるなら、準備運動もせずに急に全力で走り出すようなもの。体はびっくりして、痛みやケガに繋がるリスクが高まります。
噛むときもストレッチのように、ゆっくり・じっくりを意識してみましょう。ソレマル(それが正解)な噛み方は「スローフード」ならぬ「スロー噛み」。噛むこと自体を楽しむくらいの気持ちで食事をすることが、体にとっても心にとっても優しい習慣になるのです。
Author Profile

- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
健康2025.05.17歯周病の敵はプラークだけじゃない!? 若さと歯ブラシの意外な関係
歯科2025.05.16ストレッチで歯が痛くなる!? 噛み方にも“スロー”が効く理由
虫歯2025.05.15虫歯を放置してもOK?…実は人によって正解が違うんです
歯科2025.05.14その“ギリギリ音”、歯が悲鳴をあげてます
この記事をFacebookでシェアする