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歯周病の敵はプラークだけじゃない!? 若さと歯ブラシの意外な関係

2025年5月17日 大名歯科院長
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歯周病を予防するうえで、多くの歯科医師や歯科衛生士がまず挙げるのは「プラークコントロール」でしょう。たしかにこれは基本中の基本ですが、実はそれだけでは万全とは言えません。もうひとつ重要なのが「若さ」、つまり身体のコンディションや免疫力を保つこと。アンチエイジングや体調管理が、歯ぐきを健康に保つために思いのほか重要なのです。

たとえば、ゴルフのプロレッスンを一度受けただけでプロのようにスイングできる人はいませんよね?歯磨きも同じ。自己流では気づかぬうちに磨き残しがあったり、間違った方法で逆に歯ぐきを傷つけてしまったりします。

歯磨き中に出血した経験はありませんか?そこで「もっと強く磨こう!」とゴシゴシやってしまう人もいれば、「もう痛いし、当てない方がいいかも」と避けてしまう人もいます。残念ながら、どちらもNGです。出血の際に痛みがあるかどうかで原因は異なりますが、対処法はほぼ共通しています。その方法は、ぜひ拙著の86ページをご覧ください。きっと美しく健康な歯ぐきへのヒントが見つかるはずです。

虫歯や歯周病の原因となる菌は目に見えませんが、どこに潜んでいるかはわかっています。それは、歯と歯ぐきの境目。虫歯菌も歯周病菌も、ここにたまりやすいのです。だからこそ、歯を磨くときは「せめてここだけは…!」という気持ちで丁寧にケアしてみてください。たったそれだけで、あなたの口の中はぐっと健康に近づくかもしれませんよ。


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