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🦷【えっ、虫歯ってすぐ治さなくていいの?】知らなきゃ損する「虫歯の真実」と予防のコツ

2025年6月8日 大名歯科院長
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「虫歯は見つけたらすぐ治療しないとダメ!」

そう思い込んでいませんか?実は、それ…強迫観念かもしれません。

■ 虫歯は「ある」ことより「進んでいる」ことが問題!

虫歯がある=即治療、ではないケースもあります。

たとえば、もしあなたの体にガンが見つかったとして、それが何年も大きさが変わらなかったらどうしますか?

慌てて手術する前に、「進行しているかどうか」をまず確認しますよね。

虫歯も同じで、「どれくらい進行しているか」が治療の判断において重要なんです。

■ 虫歯菌をゼロにするのはムリ。じゃあどうする?

「虫歯菌の数を減らせば虫歯は防げる」——

これは半分正解で半分間違いです。

確かに、虫歯菌がゼロになれば虫歯はできませんが…現実的に、ゼロにするのは不可能です。

たとえば、虫歯菌が1万匹いたとして、それをがんばって10匹に減らしたとします。

でも糖質(砂糖・炭水化物)を摂ると、虫歯菌はたった10回分裂するだけで、また1万匹に戻ってしまうんです!

■ 虫歯予防は「菌を減らすこと」ではなく「菌を増やさない工夫」

つまり、虫歯予防で大切なのは——

🧠 “虫歯菌を分裂させないこと”

このためにはどうすればいいか?

答えはシンプルです。

✅ 「〇〇の回数」を減らすだけ!

虫歯菌が元気に分裂するには、糖質が必要です。

言い換えれば、「糖質を口にする回数」を減らせば、虫歯菌の繁殖を抑えられるのです。

たとえばこんな工夫が効果的:

ダラダラ食べをやめて、食事と間食の回数を決める ジュースや甘い飲み物をちびちび飲まず、飲むなら一気に飲む&すぐ口をゆすぐ 食後すぐに歯磨き or うがい

こうするだけで、虫歯リスクは大きく下がります。

✨ まとめ

虫歯は「あるかないか」より「進行しているかどうか」が重要 虫歯菌はゼロにできない。でも分裂を防げば増えない! 虫歯予防のカギは「糖をとる回数」を減らすこと

焦って治療に走る前に、まずは**“今すぐできる虫歯ストップ習慣”**を身につけてみませんか?


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