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食べやすい=消化にいいは大間違い!あなたの腸が疲れる食習慣とは?

2025年9月30日 大名歯科院長
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食べやすいことと、消化にいいことは同じではありません。

「小さく切ってあるから胃にやさしいはず」と思っていませんか?実は、食材を細かく切りすぎると“ただ飲み込むだけ”になり、流動食と同じで血糖値が急に上がりやすくなります。

野生動物には包丁はありません。あるのは「歯」だけです。歯でしっかりと噛みちぎり、砕き、唾液と混ぜる。この一連のプロセスこそが、本来の消化の第一歩なのです。

例えば、パンを小さくちぎってそのまま飲み込むと胃もたれしやすいですが、よく噛んで唾液と混ぜてから飲み込むと、驚くほど消化がラクになります。唾液には消化酵素だけでなく、細菌や毒素を中和する働きもあるので、食中毒の予防にも役立ちます。

つまり「噛む」という行為こそが、最高の消化補助であり、最強の解毒法でもあるのです。


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