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磨きすぎ注意!? 虫歯にならない“最初の歯”を壊すのはママの愛情かも

2025年10月5日 大名歯科院長
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「虫歯にならない歯」──それは、実は最初に生える赤ちゃんの歯のことです。

生まれたての歯は、あふれ出る唾液にしっかり守られていて、虫歯菌が近づけません。唾液は天然の抗菌バリアであり、母乳や離乳食の糖分を中和してくれる頼もしい存在です。

ところが、この“虫歯になりにくい歯”を一生懸命磨きすぎてしまう新人ママが少なくありません。

「歯を大切にしたい!」という気持ちはもちろん素晴らしいのですが、強すぎる力や嫌がるタイミングでの仕上げ磨きは、子どもを“歯みがき嫌い”にしてしまいます。

たとえば、「動かないで!」「早く終わらせようね」と焦って磨くと、子どもは痛みと恐怖を記憶してしまうのです。

本当に注意すべきなのは、その次に生えてくる上の前歯。ここは唾液が届きにくく、虫歯リスクが一気に上がる場所です。

まずは“守られている歯”を優しく見守ることが、将来の虫歯ゼロへの第一歩です。


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