🦷歯ブラシで「痛っ!」となる人へ|歯ぐきを守る正しいブラッシング法
「歯を磨いているだけなのに、たまに“痛っ!”となることがある…」
そんな経験、ありませんか?
実は傷ついているのは歯ではなく歯ぐき(歯肉)です。
歯は体の中で最も硬い組織。歯ブラシで削れることはありません。
しかし、速く動かすブラッシングによって、歯ぐきは簡単に傷ついてしまいます。
✅「歯を磨く」より「歯ぐきをマッサージする」発想へ
歯みがき=歯をきれいにするもの、と思っていませんか?
実は、「毛先を動かさないブラッシング」こそが歯ぐきを守るカギです。
歯を磨くというよりも、
指圧ならぬ「毛圧マッサージ」で歯ぐきをいたわるイメージを。
やさしく当てて、ゆっくり毛先を押し当てることで血流が改善し、
健康的なピンク色の歯ぐきが戻ってきます。
「ん?どうやるの?」と思われた方は、
ぜひ歯科衛生士に正しいブラッシング法を相談してください。
歯ぐきを守るには、力ではなく“当て方”です。
🚫磨きすぎで口臭が強くなる!?
驚くことに、歯みがきの回数が多い人ほど口臭が強いというデータもあります。
口臭を気にするあまり神経質になりすぎると、
ストレスで唾液の分泌が減り、口の中がカラカラに…。
唾液が減ると自浄作用が失われ、
かえって細菌が繁殖しやすくなるという悪循環に陥ります。
「生きているから、多少のニオイはある」
このくらいの気持ちで大丈夫。
唾液を増やすリラックス習慣を大切にしましょう。
🪥「毎日磨いてるのに虫歯や歯周病…」の理由
寝る前の歯みがきをしている人は、20~30代でも約80%、
40代以上ではなんと90%以上!
それでも虫歯や歯周病になる人が多いのはなぜでしょう?
それは、
テクニック不足 歯ブラシの動かし方の誤り 効果を勘違いしている
このどれかに当てはまる可能性が高いのです。
「ちゃんと磨いてるのに…」と思った方こそ、
“磨き方のアップデート”を。
💡大名歯科からのアドバイス
歯を守るのは力ではなく、習慣です。
“頑張って磨く”より、“やさしく正しく当てる”。
歯ぐきを傷つけないブラッシング法を身につけて、
一生使える歯と健康な口もとを一緒に育てましょう。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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