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🦷歯ブラシで「痛っ!」となる人へ|歯ぐきを守る正しいブラッシング法

2025年10月21日 大名歯科院長
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「歯を磨いているだけなのに、たまに“痛っ!”となることがある…」

そんな経験、ありませんか?

実は傷ついているのは歯ではなく歯ぐき(歯肉)です。

歯は体の中で最も硬い組織。歯ブラシで削れることはありません。

しかし、速く動かすブラッシングによって、歯ぐきは簡単に傷ついてしまいます。

✅「歯を磨く」より「歯ぐきをマッサージする」発想へ

歯みがき=歯をきれいにするもの、と思っていませんか?

実は、「毛先を動かさないブラッシング」こそが歯ぐきを守るカギです。

歯を磨くというよりも、

指圧ならぬ「毛圧マッサージ」で歯ぐきをいたわるイメージを。

やさしく当てて、ゆっくり毛先を押し当てることで血流が改善し、

健康的なピンク色の歯ぐきが戻ってきます。

「ん?どうやるの?」と思われた方は、

ぜひ歯科衛生士に正しいブラッシング法を相談してください。

歯ぐきを守るには、力ではなく“当て方”です。

🚫磨きすぎで口臭が強くなる!?

驚くことに、歯みがきの回数が多い人ほど口臭が強いというデータもあります。

口臭を気にするあまり神経質になりすぎると、

ストレスで唾液の分泌が減り、口の中がカラカラに…。

唾液が減ると自浄作用が失われ、

かえって細菌が繁殖しやすくなるという悪循環に陥ります。

「生きているから、多少のニオイはある」

このくらいの気持ちで大丈夫。

唾液を増やすリラックス習慣を大切にしましょう。

🪥「毎日磨いてるのに虫歯や歯周病…」の理由

寝る前の歯みがきをしている人は、20~30代でも約80%、

40代以上ではなんと90%以上!

それでも虫歯や歯周病になる人が多いのはなぜでしょう?

それは、

テクニック不足 歯ブラシの動かし方の誤り 効果を勘違いしている

このどれかに当てはまる可能性が高いのです。

「ちゃんと磨いてるのに…」と思った方こそ、

“磨き方のアップデート”を。

💡大名歯科からのアドバイス

歯を守るのは力ではなく、習慣です。

“頑張って磨く”より、“やさしく正しく当てる”。

歯ぐきを傷つけないブラッシング法を身につけて、

一生使える歯と健康な口もとを一緒に育てましょう。


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