大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
「仕上げ磨きの“落とし穴”」新人ママがやりがちなNGと、本当に虫歯を守るコツ
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仕上げ磨きの落とし穴|実は「最初の乳歯」はむし歯になりにくいって知っていましたか?
赤ちゃんに最初に生える乳歯は、実はとてもむし歯になりにくい歯です。理由はシンプルで、赤ちゃん期は唾液があふれるほど多く出ているため、口の中が常に守られているからです。
ところが、この「むし歯になりにくい時期」なのに、一生懸命ゴシゴシ磨いてしまい、子どもが痛がって仕上げ磨き嫌いになってしまうケースが後を絶ちません。
そして、むし歯の本当の要注意ポイントは、次に生えてくる“上の前歯”です。ここが一番むし歯になりやすく、ママのサポートが特に必要な場所です。
ママ必見!仕上げ磨きより大切なのは「仕上げフロス」
「毎日仕上げ磨きを頑張っているのに虫歯ができてしまった…」そんなショックな経験をしたママも多いはず。実は、むし歯予防において歯ブラシより重要なのはフロスです。
乳歯のむし歯の多くは歯と歯の間から進行します。いくらブラシで磨いても、この部分には届きません。
その日の夜にやるべきことは、丁寧な仕上げ磨きではなく「仕上げフロス」たった1つで十分。
これだけで、むし歯のリスクは大幅に下がります。
仕上げ磨きがつらいママへ|目的は“磨くこと”ではありません
まず知っていただきたいのは、仕上げ磨きだけで虫歯は防げないという事実です。
そのうえで大切にしてほしいのが、次の2つです。
- 表情をやわらかく、肩の力を抜くこと
- 目的は磨くより「チェック」と「コミュニケーション」
完璧に磨こうとすると、どうしても力が入り、子どもが痛がって「イヤイヤ」に…。
しかし、軽く・適当に・痛くないようにを心がけることで、子どもは不思議と「してして」と頼んでくれるようになります。
仕上げ磨きは“親子の安心時間”。むし歯を守るのはフロス、習慣を育てるのは笑顔です。
まとめ|乳歯のむし歯予防は「生えた順」を知ることから
- 最初の乳歯は唾液が多くむし歯になりにくい
- 本当に注意すべきは上の前歯
- 仕上げ磨きより仕上げフロスがむし歯予防の決め手
- 仕上げ磨きの目的は「磨く」ではなくチェックとコミュニケーション
毎日の育児は大変ですが、少しの知識とコツでむし歯ゼロの未来は確実に近づきます。三原市で子どものお口の悩みがある方は、大名歯科へいつでもご相談ください。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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