「Floss or Die(フロスか、死か)」をご存知ですか?
歯科業界には、古くから「Floss or Die」という言葉があります。少しショッキングな響きですが、これはお口の健康が全身の健康に直結していることを示す格言です。
「子供が寝落ちして仕上げ磨きができなかった…」
「仕事で疲れて、自分も歯磨きせずに寝てしまいそう…」
そんな夜、もし「どちらか片方しかできない」としたら、私たち歯科医師は迷わず「フロス」を優先することをお勧めします。
意外な事実:歯ブラシに虫歯予防効果はほとんどない?
驚かれるかもしれませんが、実は歯ブラシだけでは汚れの約60%しか落とせないと言われています。
特に虫歯になりやすいのは「歯と歯の間」。ここはどんなに高級な歯ブラシを使っても、物理的に毛先が届きません。
「毎日しっかり磨いているつもりなのに虫歯になる」という方は、磨く回数ではなく、フロスの欠如が原因かもしれません。
仕上げ歯磨きを忘れても「仕上げフロス」は忘れないで
もし、お子様が眠くて限界なら、あるいはご自身がどうしても眠いなら、ササッとフロス(糸そうじ)だけでも通してください。
- 歯ブラシ: 表面の汚れを落とす(主に歯周病予防・お口のスッキリ感)
- フロス: 歯間のプラークを除去する(最大の虫歯予防)
虫歯菌の温床となる「歯の間の汚れ」をリセットすることこそが、寝ている間の菌の増殖を抑える最大の鍵となります。
「意図」をもって「糸」そうじをしていますか?
フロスや歯間ブラシは、ただ通せばいいというわけではありません。
- 正しい角度で入っているか?
- 歯の側面に沿わせて汚れを擦り取れているか?
- 「意図」を持って汚れを掻き出せているか?
歯ブラシ以上に、フロスの使い方はテクニックが必要です。自己流のフロスは、時として歯茎を傷つけてしまうリスクもあります。
プロによる「フロスのトリセツ」を受けよう
YouTubeで動画を見るのも勉強になりますが、あなたのお口の形や歯並びに合わせた使い方は、やはりプロに聞くのが一番の近道です。
大名歯科では、歯科衛生士があなた専用の「フロスのトリセツ(取扱説明書)」をアドバイスしています。
「どのフロスを選べばいいの?」「子供が嫌がらないコツは?」
そんな疑問、ぜひ定期検診の際にお気軽にご相談ください。
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