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月1回の歯医者だけでは無意味?歯周病を防ぐ「残り99%」の習慣

2026年2月14日 大名歯科院長
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「毎月ちゃんと歯科医院でメンテナンスを受けているから、私の歯は大丈夫!」
もしそう思われているとしたら、少しだけ危険信号かもしれません。

もちろん、定期的な通院は素晴らしい習慣です。しかし、それだけで安心してしまうのは「歯周病」という慢性疾患の恐ろしさを少し見くびっている可能性があります。

今回は、大名歯科(Ohmyo Dental Office)が、数字で見る「本当の歯周病予防」についてお話しします。

歯科医院でのメンテナンスは、生活のわずか「0.14%」

少し計算をしてみましょう。1ヶ月は約720時間あります。
もしあなたが月に1回、1時間の丁寧なメンテナンスを歯科医院で受けたとしても、それは時間の割合にするとたったの「0.14%」に過ぎません。

歯科医師や歯科衛生士ができるプロのケアは、あくまで強力なサポートであり、生活のほんの一瞬です。残りの99.86%は、あなたが自分自身で歯を守らなければならない時間なのです。

「毎日15分」は「月1回のプロケア」の7.5倍!

「毎日15分も歯磨きをするなんて長い」と感じるでしょうか?

実は、1日15分のセルフケアは、1日の時間のわずか「1%」です。しかし、これを毎日続けると、月間の合計時間は約7.5時間になります。

つまり、毎日の丁寧なセルフケアは、歯科医院での月1回のクリーニングの「7.5倍」もの時間を費やせる最大の予防チャンスなのです。

月1回の0.14%の時間だけで、受け身の姿勢でクリーニングを受けていても、歯周病の進行を完全に止めることは難しいのが現実です。「やってもらう」のではなく「自ら治す・守る」という自立した姿勢こそが、慢性疾患である歯周病予防の鍵となります。

歯科衛生士を「掃除屋」ではなく「コーチ」にしよう

歯並びやお口の環境は、十人十色です。適切なブラッシング方法も人によって全く異なります。

そこで提案です。歯科医院を単に「掃除してもらう場所」と考えるのではなく、「自分に合ったプロの磨き方を教わる場所」と考えてみてください。
プロの歯科衛生士からあなただけのブラッシング技術を学び、それを持ち帰って毎日の「1%(15分)」に活かす。これが最も効率的で効果的な予防法です。

「歯科衛生士と結婚した男性は長生きする」なんて噂も聞きますが、これはあながち間違いではありません。毎日正しいケアの指導を受けられる環境が、健康寿命を延ばしているのかもしれませんね。

歯茎からの出血は「怖くない」

「歯磨きをしていたら血が出た!怖いから優しく磨こう…」
そう思ってブラッシングを止めていませんか?

ご安心ください。健康な歯そのものから出血することはありません。出血の正体は、歯周病菌と戦って炎症を起こしている歯肉(歯茎)からのSOSです。
出血は「ここに汚れが溜まっているよ」「磨き方が合っていないよ」という合図です。

出血を恐れず、むしろ「治すチャンス」と捉えてください。もちろん、痛くて磨けない場合や、正しい当て方がわからない時は、すぐに私たち歯科衛生士を頼ってください。私たちがあなたの救世主になります。


まとめ:大名歯科医院と一緒に「攻め」の予防を

他力本願ではなく、正しい知識と技術を持って、毎日15分のケアを習慣にする。

大名歯科(Ohmyo Dental Office)では、ただ歯をきれいにするだけでなく、患者様お一人おひとりが「自分の歯を守れる」ようになるためのブラッシング指導に力を入れています。

「私の磨き方、合っているかな?」と思ったら、次回のメンテナンスでぜひ聞いてくださいね。


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