【大名歯科】無意識の食いしばり(TCH)にガムが有効?歯科医が教える正しい予防法と注意点
こんにちは、大名歯科です。
日常のふとした瞬間に、「無意識に歯を食いしばっている」「顎が疲れている」と感じることはありませんか?
実は近年、こうした無意識の噛みしめ癖に悩む方が増えています。今回は、そんなお悩みを和らげるための「ガムを活用した予防法」と、知っておいてほしい「ちょっとした注意点」についてお話しします。
肩こりや頭痛の原因にも?「TCH(歯列接触癖)」とは
TCH(Tooth Contacting Habit)とは、ストレスを感じた時や何かに集中している時に、必要もないのに口元に力が入り、上下の歯を持続的に接触させてしまう癖のことです。
通常、リラックスしている時は上下の歯にはわずかな隙間があります。しかし、TCHによって長時間歯が接触し続けると、歯に負担がかかるだけでなく、首の痛み、肩こり、頭痛といった全身の不調を引き起こす原因になることがあります。
TCH予防には「ノンシュガーガム」が効果的!
この厄介な食いしばりを防ぐために、実は「ガムを噛むこと」がとても有効です。当クリニックの患者様でも、その効果を実感されている方が多くいらっしゃいます。
- 顎の硬直を防ぐ: ガムを噛むことで顎の筋肉が動き続けるため、食いしばったままの硬直状態をリセット(キャンセル)できます。
- 虫歯予防にも: ノンシュガーガムを選ぶことで、唾液の分泌が促され、虫歯予防の相乗効果も期待できます。
最近では、電車や街中でもガムを噛んでリフレッシュされている方をよく見かけるようになりましたね。
要注意!「一生懸命噛みすぎる」と逆効果に
ガムがTCH予防に良いとお伝えすると、「治すためにしっかり噛まなきゃ!」と、一生懸命にガムを噛んでしまう方がいらっしゃいます。
実は、これが原因で逆に顎が痛くなったり、だるくなったりすることがあるのです。(恥ずかしながら、過去に私自身も経験があります…!)
一生懸命に噛みすぎると、交感神経が優位になり、無意識のうちに力が入ってしまいます。その結果、それが新たなストレスとなり、かえってTCHを悪化させるパターンに陥ってしまうのです。
何事も「中庸(ほどほど)」が一番!リラックスして噛みましょう
健康食品でも「これさえ食べれば大丈夫!」と極端に偏ってしまうのは良くないのと同じで、ガムも噛み方にコツがあります。
大切なのは、「偏りすぎず、リラックスして、ほどほど(中庸)に噛むこと」です。
治療のためにと気負う必要はありません。「少し顎を動かしてリラックスしようかな」くらいの軽い気持ちで、ダラダラと力を抜いて噛むのが、ストレスを減らして健康を増進する一番の近道です。
食いしばりや顎のだるさ、原因不明の肩こりなどでお悩みの方は、ぜひこの「ほどほどガム習慣」を試してみてくださいね。
それでも症状が気になる場合や、ご自身の歯の状態に不安がある方は、いつでも大名歯科へお気軽にご相談ください。一緒に解決策を見つけていきましょう!
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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