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「親知らず=絶対抜く」は間違い?抜くべき基準と残せるケースをやさしく解説!

2026年3月24日 大名歯科院長
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親知らずが生えてきたり、奥歯に違和感があったりすると、「痛い思いをして抜かないといけないのかな…」と不安になりますよね。

結論からお伝えすると、親知らずは必ずしも全て抜く必要はありません。正常に生えて機能している場合は、むしろ残しておいた方が将来のお口の健康に役立つこともあります。

この記事では、親知らずで悩んでいる方に向けて、抜くべきケースと残せるケースの基準を分かりやすく解説します。

親知らずとは?なぜトラブルが起きやすいの?

親知らず(正式名称:第三大臼歯)は、前歯から数えて8番目、一番奥に生えてくる永久歯です。10代後半から20代前半にかけて生えてきますが、もともと親知らずがない人や、4本すべて揃っていない人もおり、個人差が大きいのが特徴です。

現代人に限らず、はるか昔の時代から「親知らずが傾いて生える」「埋まったまま生えてこない」という現象は珍しくありませんでした。

一番奥にあるため歯磨きが届きにくく、汚れが溜まって「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」という歯肉の炎症を起こしたり、むし歯になりやすかったりするため、トラブルの種になりやすい歯でもあります。

【比較表】親知らずは抜くべき?残せる?

「親知らずだから抜く」という乱暴な判断はいたしません。歯を抜くことには少なからずリスクも伴うため、大名歯科では以下の基準を目安に、患者さんと十分に相談した上で方針を決めています。

抜いたほうが良いケース(放置NG) 残せる・様子を見ても良いケース
むし歯になっている
(手前の健康な歯までむし歯になるリスクがあるため)
きれいに生えている
(上下できちんと生え、正常に噛み合っている)
横向きに埋まっている
(手前の歯の根を溶かしたり、圧迫したりしている)
骨の中に完全に埋まっている
(周りに悪影響がなく、痛みや腫れなどの症状がない)
腫れや痛みを繰り返す
(食べ物が詰まりやすく、不衛生な状態が続いている)
将来の治療に活用できる
(入れ歯やブリッジの土台、歯の移植、矯正治療に使える)
エックス線検査で異常がある
(あごの骨の中に「嚢胞(のうほう)」という病気の影がある)

迷ったら、まずは一度ご相談ください

「自分の親知らずは抜くべき状態なのか分からない」という方がほとんどだと思います。

横向きに生えていて一見抜歯が必要そうでも、事前のCT検査で状況を正確に把握することで、矯正治療で正しい位置に戻せるケースもあります。逆に、痛みがなくても手前の歯に深刻なダメージを与え始めていることもあります。

自己判断で放置してしまうのが一番のリスクです。お口の中の状況は一人ひとり異なりますので、「少し気になるな」と感じたら、まずは大名歯科までお気軽にご相談ください。一緒に最善の治療法を見つけていきましょう!


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