大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
虫歯予防に乳酸菌
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
みなさま、こんにちは
広島インプラント研究会(広島県三原市歯科医院)の歯医者です
乳酸菌の一種であるフェーカリス菌(BIO-3株)に虫歯菌の産生するバイオフィルム形阻害作用があると、東京医科歯科大学とビオフェルミン製薬との共同研究で発見されました。
歯の表面は唾液成分からなるペリクルと呼ばれる皮膜で覆われており、このペリクル表面に口腔内の虫歯菌が結合し、歯面上で増殖・凝集することにより、バイオフィルムが形成される。
虫歯菌によって形成されたバイオフィルムでは、菌が産生した酸が内部に蓄積され、局所的に高い酸性状態になるため、歯の構成成分であるエナメル質の脱灰と溶解が起こり、虫歯の危険性が極めて高くなる。
この乳酸菌を虫歯菌に混ぜるとバイオフィルム内の空洞化が生じ、その乳酸菌を増やせば増やすほど効果が上がるらしい。
キシリトールやフッ素との相互関係、現存する善玉菌と悪玉菌のバランスや副作用については言及されていないものの、虫歯予防の特効薬になってくれれば大変うれしいです。
薬事日報より一部抜粋
予防HA(広島アドバンス)インプラント研究会 健康増進部 大名
Author Profile
- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
虫歯2025.12.20虫歯は勝手に進まない|削るほど再発する歯科医療の闇
咬み合わせ2025.12.19寒くなると顎が痛む人へ。噛みしめをやめたら“顎関節症”は治ります
健康2025.12.18なぜ歯を失うと、病気・うつ・孤独が連鎖するのか
健康2025.12.17ハロウィンとクリスマスが歯を壊す?歯科医が語る“砂糖イベント”の正体
この記事をFacebookでシェアする














