大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

非常識な歯医者自身の虫歯予防方法 1.1

2008年6月7日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島インプラント研究会(広島県三原市歯科医院)の歯医者です

虫歯は100%予防できてしまいます。

正しい予防知識を持った歯医者はほとんど虫歯になりません。
それくらい虫歯は知っていると簡単に予防できます。

虫歯はもはや治す時代ではなく予防する時代なのです。
しかし、なぜ全員の歯科医師が正しい予防のやり方を知らないのでしょうか?
なぜ、正しい虫歯予防の知識を国民に伝えないのでしょうか?

それは、虫歯洪水の時代があって治療に追われるあまり、医者に比べて疫学調査をあまりやっていなかったからかも知れません。


疫学調査とは、病気の原因と思われる環境因子を設定し、その因子が病気を引起こす可能性を調べる統計的調査のことで、その後の同じ疾病に対して対策をうちやすくしてくれます。

その証拠に40代以上の方は聞いたことのある「3・3・3(サンサンサン)運動」です。
3度の食事で、食後3分以内に、3分間以上歯を磨けば虫歯になりにくいという、科学根拠のない指導。
現在、予防に力を入れられている先生でこんなことをいう先生はいないでしょう。
その後の調査で「3・3・3(サンサンサン)運動」を実行した場合としなかった場合では有意差がないことが分かりました。

正しい虫歯予防の知識を国民に伝えないもう一つの理由は虫歯が無くなると、歯医者の仕事が無くなると思っている歯科医師がいるからかも知れません。
実際、虫歯予防が効果を発揮すると直後は歯科医師の仕事は減るでしょう。
しかし、歯周病であったり、かみ合わせであったり、審美や歯列矯正であったりとやるべきことはたくさんあります。

虫歯予防先進国では水道水にフッ素を低濃度で入れている国が多いです。
この低濃度にすれば、副作用の点で全く問題がないことが分かっています。水道の蛇口からお茶が出てくる県はありますが、日本は入れる気配が全くありません。

以前、お話ししましたが虫歯になるためには、?@歯 ?A糖 ?B虫歯バイ菌 ?C時間 の4つが全て揃った場合です。
虫歯にならないためには、このうち一つでも条件から外せばOKなのです。
もちろん?@の歯は無くすことはできませんので残りの3つです。

そこで私が編み出した非常識な歯医者自身の虫歯予防方法

歯医者である私の虫歯予防方法はいたって簡単!

?@間食をほとんどしない
?Aキシリトールガムを暇なときにずっと噛み続ける(運転中やパソコンや読書)
?B一日一回のみ10分以上歯を磨く

長い間、自分自身の疫学調査で秘密でしたが、これを広めて虫歯0を目指します

予防HA(広島アドバンス)インプラント研究会
 健康増進部 大名


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