マクロビオテックの「地産地消」と「一物全体」とは
みなさま、こんにちは
広島インプラント研究会(広島県三原市歯科医院)の歯医者です
前回お話したマクロビオテックの「地産地消」と「一物全体」の考え方について
「地産地消」とはそこでとれたものを、その地で消費するということです。
このすばらしいところは、フードマイレージが0です。
運送にかかる費用と燃料が少なくて、環境問題にも非常にいいことは、前回お話しました。
実は、環境問題だけでなく健康にも非常に良いのです。
例えば、トロピカルフルーツを食べると体が冷えることをご存じですか?
トロピカルフルーツは熱い熱帯地方の果物です。
この水分いっぱいの果物を食べることによって、熱帯地方の人は熱中症を防ぐことができるのです。
逆に緯度が上がると、脂肪分の多い動物性たんぱくを摂って、エネルギーを蓄えることによって寒さにそなえます。
日本は、弥生時代より米と根菜類と魚介類を主に食べてきました。
日本の気候など風土にお米はよく合うのです。
欧米の食生活の小麦ではなく、日本のお米を食べることによって、日本の風土に順応した病気をしにくい健康体づくりができるのです。
もう一つの「一物全体」とは皮ごとまるごと食材を食べるということです。
これでゴミが減るだけでなく、これもまた健康にいいのです。
それは、渋いとされる皮には今流行りのポリフェノールがたくさん含まれているからです。
ブドウの皮が含まれている赤ワインや一種のカテキンが含まれているお茶には
血圧上昇抑制作用、血中コレステロール調節作用、血糖値調節作用、抗酸化作用、老化抑制作用、抗突然変異、抗癌、抗菌、抗う蝕、抗アレルギー作用などがあります。
お米も精米をしない玄米にはビタミンB群とビタミンEが多く含まれ、エネルギーのスムーズな代謝と若返りに効果的です。
是非、世界中の人々にマクロビオテックの「地産地消」と「一物全体」を実践して、フードマイレージを減らし、健康を高めていってほしいです。
予防HA(広島アドバンス)インプラント研究会 健康増進部 大名
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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