大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

歯が溶ける?生活習慣 Part2

2009年7月17日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です。

前回も書きましたが、毎日続けているライフスタイルの中に酸蝕歯になるリスクが含まれていると、知らないうちに繰り返されて悪化します。

よくあるリスク習慣をあげてみましょう

 1.毎日の運動後の水分補給にビタミンドリンクや黒酢ドリンクを愛飲している

こういったドリンクは体にはよくても実は歯が溶けやすいので要注意です。
しかも運動の後は口の中がカラカラ。汗をかいて体の水分量が減ると、唾液の分泌量はぐっと減ってるのでよけい酸蝕歯になりやすくなっています。


2、日中、熱中症の予防のために頻回に少量ずつスポーツ飲料を飲んでいる

暑い季節、運動したりして外にいると、熱中症や脱水っ症状にならないよう、水分をこまめに取ることがとても重要です。
でもこの飲み物がもし酸性の強いスポーツ飲料なら、要注意。こまめに飲むと、歯と酸の接触時間が増えるので歯がとても溶けやすいです。
汗をかいた時の水分補給は、水と、少量の塩をなめる程度で十分です。


3、赤ちゃんがぐずる時、哺乳瓶でジュースを飲ませている

赤ちゃんの生えたての乳歯は柔らかく、酸性の飲み物に対して特にデリケートです。赤ちゃんがほしがるたびに哺乳瓶やマグで果物のジュースや、市販のベビー用イオン飲料を飲ませていると酸蝕症のリスクが高くなります。
特に眠れずにぐずる時に飲ませ、赤ちゃんがそのまま寝てしまうことになると、寝てる間は唾液量が減るので、口の中に酸が長く留まってしまうのです。


4、運転中は、信号で止まるごとにコーラを飲む

市販の清涼飲料水は近年、ペットボトルに入り、少しずつ飲むのに便利になりました。仕事で日常的に運転をしている方は、停車するごとにちょっとずつ飲むことが多いでしょう。特にコーラは酸性がとても強いので要注意です。


5、お酒はチューハイかワイン。チビチビ飲むのが好きで、つまみもいらない

お酒は少しずつ飲むほうが、からだへの負担が少ないですが、歯への負担は増えます。チビチビ長時間飲んでは、唾液が補修する間もありません。つまみをたべればその刺激で唾液の分泌が促進される可能性もありますが、つまみなしではさらに危険です。
 
(NICO:クインテッセンス出版より一部抜粋)

いかがですか?ご自分の生活と照らし合わせてみて、あてはまるものがあれば、酸蝕歯予備軍です。 改善するよう心がけましょう。

広島インプラント情報室(広島県三原市) 予防歯科 大名

 

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大名歯科院長
大名歯科院長
大名 幸一 Koichi Omyo

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