大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

ホワイトニングは歯が弱る!?

2009年10月24日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です

日経産業新聞(2009-4-16)にこんな記事が載っていました。

 

米オハイオ州立大学の研究チームは、
「米国の家庭で使う歯の漂白剤が歯の強度を弱めることを確認した」
「漂白剤メーカーは製品を改良する余地があると指摘した」
と発表した。


当院もホワイトニングをオフィスやホームでやっていただけるシステムを導入してます。
それは大変

内容をよく読んでみると、
「漂白剤を使うと歯は1.22ナノメートル減る」そうです。

ナノメートル??
ホームホワイトニングは1回通常1週間するので、1回で14ナノ減ります。
これを毎回1年続けると700ナノ減り、20歳から60歳まで40年続けると
一生で28,000ナノ減ります。

ちなみにエナメル質は標準2mmあります。これを突破されると問題が起きます。


2mmとは2,000,000,000ナノなので一生でエナメル質が70分の1減るということです。
つまり
「一生を70回生きてしかも毎日ホワイトニングして初めて、問題が生じる」ということになります。

 

これの何が問題なのでしょうか?

しかし、一見すると「じゃあ、ホワイトニングは良くないんだ。」と単純に捉えてしまいがちです。

 

情報をただ鵜呑みにせず、内容をよく吟味して、自分の頭で考えて理解することが大切ですね。

広島インプラント情報室(広島県三原市) 予防歯科 大名


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