大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
一番奥の奥歯は諸刃の剣
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奥歯は何のためにあるのでしょう?お肉を一口頬張って、いきなり奥歯で噛み締めて肉汁じゅわっと、美味しくって幸せになりますね。
自慢の奥歯であれば、少しくらい硬い物でも力もかけられるし、どんなものも速く粉砕できると思われている方、私も含めて多いはずです。
しかし、その過信で奥歯は割れます。食物が大きくて硬いうちに、いきなり噛む面積の大きい支点(顎関節)に近い奥歯で噛むことで、事故はおきます。
まずは前歯や前奥歯で触感を感じながらゆっくり咀嚼しましょう。前奥歯で優しく数多く噛むことで食物が小さくなり、唾液と混じって軟らかくなります。それから、後奥歯の出番です。食物は小さく軟らかくなっていますので、一番奥の奥歯で噛んでも事故は起きません。
『早食い、速噛み、事故のもと』。歯をいたわる優しい咀嚼で安全に食事を楽しみましょう。
広島県三原市の歯医者 大名歯科
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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