大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

一番奥の奥歯は諸刃の剣

2017年8月4日 大名歯科院長
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奥歯は何のためにあるのでしょう?お肉を一口頬張って、いきなり奥歯で噛み締めて肉汁じゅわっと、美味しくって幸せになりますね。

自慢の奥歯であれば、少しくらい硬い物でも力もかけられるし、どんなものも速く粉砕できると思われている方、私も含めて多いはずです。

しかし、その過信で奥歯は割れます。食物が大きくて硬いうちに、いきなり噛む面積の大きい支点(顎関節)に近い奥歯で噛むことで、事故はおきます。

まずは前歯や前奥歯で触感を感じながらゆっくり咀嚼しましょう。前奥歯で優しく数多く噛むことで食物が小さくなり、唾液と混じって軟らかくなります。それから、後奥歯の出番です。食物は小さく軟らかくなっていますので、一番奥の奥歯で噛んでも事故は起きません。

『早食い、速噛み、事故のもと』。歯をいたわる優しい咀嚼で安全に食事を楽しみましょう。

広島県三原市の歯医者 大名歯科


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