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塩と砂糖:傷の治癒における驚くべき効果

2024年4月20日 大名歯科院長
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誰もが少なからず、塩の治癒力について何かしらの知識を持っているだろう。しかしながら、残念なことに、その恩恵には些細な副作用も伴う。その痛みは、時には死にも等しいほどに激しいものだ。

しかし、傷口を消毒するためには、同じくらい効果的でありながら、痛みが少なく、かつ天然の物質で、コストも低い選択肢が存在することを知っていただきたい。それが、意外なことに、塩の対極に位置する砂糖なのだ。

栄養の観点からは、しばしば悪者扱いされる砂糖だが、最近では潰瘍や切り傷、裂傷などを治療する潜在能力が注目されている。特に発展途上国では、その役割がさらに重要になるだろう。なぜなら、医薬品や現代医療が一般の人々に手の届かないものであることが多いからだ。

しかしまた、砂糖を消毒薬として使うことにも問題がある。それは口の中での使用だ。口内炎ができる度に砂糖を塗っていたのでは虫歯になってしまいます。口の中ではやはり砂糖ではなく塩を使うか、唾液に頼っていただきたい。

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大名歯科院長
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大名 幸一 Koichi Omyo

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