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原因不明なまま治療して、大丈夫ですか?

2024年5月5日 大名歯科院長
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この本の冒頭に、例えば、子供に多いアトピー性皮膚炎や、受験期に多い潰瘍性大腸炎、あるいは働き盛りに発生する高血圧症や糖尿病など、全てが「原因不明」のまま治療されていることが述べられています。したがって、原因がわからない場合は、対症療法にとどまることになり、根本的な治療が行えません。この医療の流れはがんの治療においても同様です。

歯科治療も同じで、例えば、「虫歯がありますね、削って詰めましょう。」「痛みがありますか? 神経を取りましょう。抜歯してしまいましょう。」「歯が抜けていますね、入れ歯を入れましょう。」という光景がよく見られます。しかし、これだけで十分なのでしょうか?根本的な治療を希望する場合や、再発を徹底的に予防したい場合は、原因を明らかにするために歯科医師や歯科衛生士と協力して治療に取り組むことが重要です。


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