【歯科医が解説】朝起きると喉がカラカラ・唇ガサガサ…加湿器より効果的な「根本解決法」とは?
朝起きたとき、喉や口の中がカラカラに乾いて不快な思いをしていませんか?
特に乾燥する季節は、寝室に加湿器を置いたり、就寝用のマスクをして寝たりと、様々な工夫をされている方も多いでしょう。
しかし、それに甘んじて睡眠中に「口呼吸」をしていませんか?
実はお口や唇の乾燥の根本的な原因は、多くの場合「口呼吸」に潜んでいるのです。
リップクリームや加湿器は「対症療法」?
最近、唇がカサカサに乾いて荒れている方が増えています。
こまめに舐めたり、高級なリップクリームを塗ったり、加湿器をフル稼働させたりと対策されているかと思いますが、実はこれらはすべて「対症療法」に過ぎません。
お口の中や唇が乾燥してしまう根本的な原因は「口呼吸」です。ここを改善しない限り、乾燥とのいたちごっこが続いてしまいます。
鼻は「天然の加湿器でありマスク」
本来、人間の正しい呼吸法は「鼻呼吸」です。
鼻の穴を通って空気を吸い込むことで、鼻腔内で適度な湿り気と温度が与えられ、さらにフィルターの役割を果たして空気中のホコリやウイルスを取り除いてくれます。
まさに、鼻は私たちに備わった「天然の加湿器でありマスク」なのです。
口で呼吸をしてしまうと、乾いた冷たい空気が直接お口の中に入り込み、唾液を奪ってカラカラに乾燥させてしまいます。
歯科医がおすすめする「口テープ」の活用法
「寝ている間の呼吸なんて、どうやって直せばいいの?」と思われるかもしれません。そこでおすすめなのが「口テープ(マウステープ)」です。
就寝時に医療用のテープで唇を縦に軽く留めるだけで、「口で息をするのがしんどい」と脳に自己暗示をかけることができます。すると、体は勝手に自然な「鼻呼吸」へと切り替わってくれます。
口呼吸を改善して鼻呼吸が習慣化すれば、乾燥知らずの潤った唇、いわゆる「キスされたくなるキスリップ」を手に入れることができますよ!
【要注意】無意識のうちに「歯」を接触させていませんか?
最後にもう一つ、お口元をリラックスさせるための大切なポイントがあります。
お口を閉じているとき、上下の歯は接触させないように気をつけてください。
リラックスしている状態では、唇は閉じていても、上下の歯の間にはわずかな隙間(安静空隙)があるのが正常です。歯を無意識に噛み合わせてしまう癖(TCH)は、歯や顎に大きな負担をかけてしまいます。
まとめ
- 朝の喉の渇きや唇の乾燥の根本原因は「口呼吸」
- 鼻は天然の加湿器・マスク。正しい「鼻呼吸」を意識する
- 就寝時は「口テープ」で自然な鼻呼吸を促す
- お口を閉じるときは「上下の歯を離す」ことを忘れずに
乾燥が気になる季節、まずは「呼吸の仕方」から見直してみませんか?
お口周りの癖や乾燥、歯の健康についてお悩みがあれば、ぜひ一度、大名歯科までお気軽にご相談ください。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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