大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
噛みしめない男たち:イチローとオオタニに学ぶ“脱・食いしばり”論
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運動しているとき、無意識に歯を食いしばっていませんか?
アマチュアや並のプロ選手たちは、バランスを保つためによく歯を噛みしめて動いています。たとえば、ランニング中に坂道を駆け上がる瞬間や、ウェイトを持ち上げるとき、「うっ…」と奥歯に力が入るのを感じたことはありませんか?それは、体幹の安定性を補うために、無意識のうちに行われている行動です。
しかし、イチローや大谷翔平といった超一流アスリートたちは違います。彼らは運動中もほとんど噛みしめていません。なぜかというと、体幹の筋肉がしっかりと鍛えられていて、食いしばらなくても身体のバランスが崩れないからです。
イチローがスイングした後でも顔がリラックスしているのを見たことがある方も多いでしょう。大谷翔平も、160kmを超えるボールを投げるその瞬間でさえ、顔には無駄な力が入っていません。
ちなみに私の体幹はというと…ふにゃふにゃすぎて、運動すると歯が割れそうなくらい噛みしめてしまいます(涙)。
「噛みしめない」ことができるようになるには、まず体幹を鍛えることから。今日からちょっとずつ、腹筋と背筋を意識して動いてみませんか?
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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