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子ども用歯ブラシが“凶器”に?――虫歯予防の盲点

2025年5月21日 大名歯科院長
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「歯ブラシだけで虫歯予防」は幻想かも?

実は、歯ブラシだけでは歯と歯の間の虫歯を防ぐことは難しいのです。というのも、歯ブラシの毛先は歯と歯のすき間にうまく入り込めないため、汚れを十分に落とすことができません。つまり、毎日しっかり磨いているつもりでも、意外と虫歯のリスクが残っているのです。歯間ブラシやフロスといった補助的なケアがとても大切になります。

子ども用歯ブラシ、実は上級者向け?

「子ども用歯ブラシ=やさしい」というイメージがあるかもしれませんが、実は意外と扱いが難しいアイテムです。子ども用はヘッドが小さく毛が短いため、しなりにくく、いわば“小さな亀の子タワシ”。このタイプで力任せにゴシゴシと磨くと、歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。

そのため、子ども用歯ブラシは、ゆっくり優しく磨くことができる「丁寧なケア」ができる人にこそ向いているのです。お子さんの歯みがきをするときも、優しく・やさしくを意識してみてくださいね。


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