大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
「歯磨き、1日0.99回でも問題ない話。」—それでも虫歯にならない“ながら磨き”のススメ
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「歯磨きは朝と夜、洗面所でしっかりと」——本当にそうしないといけないのでしょうか?
多くの人が、歯磨きは朝と夜の2回、洗面所で立ち止まって丁寧に…というスタイルを続けています。でも、実際のところ、「立ったまま、鏡を見ながら何分も歯を磨くのって地味にツラい…」と感じている人も多いのでは?
そこで提案したいのが、“ながら磨き”。
たとえば、小さな手鏡と歯ブラシを用意して、リビングでテレビを見ながら。スマホで動画を流しながら。リラックスした状態で、のんびり歯磨きするのもアリなんです。場所も姿勢も変えれば、歯磨きが苦じゃなくなるかもしれません。
とはいえ、回数や時間が気になる方もいるでしょう。
昔から「1日3回、1回3分」と言われてきましたが、実際には「1日3回どころか、それぞれ1分未満」なんて人も珍しくありません。しかも、その短い時間では肝心な箇所にブラシが届いていないことも…。
「ちゃんと磨けてるつもりなのに、実はほとんど磨けてない」という残念な結果になっているケースも少なくないのです。
だからこそ、無理に「回数」や「時間」にこだわるより、自分に合った磨き方を見つけることが大切。もし不安があれば、歯医者さんに一度相談してみてください。きっと目からウロコのアドバイスがもらえます。
ちなみに、私はというと…
正直に言うと、1日の平均歯磨き回数は0.99回。それでも、ながら磨きを取り入れることで、意外と口内は快調なんです。
歯磨きは、「頑張るもの」じゃなくて、「習慣として続けられる形」に変えるだけで、グッとラクになりますよ。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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