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🦷知らなきゃ損!「歯にいい食べ物」は実は存在しない?その真実とは

2025年6月12日 大名歯科院長
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昆布、煮干し、チーズ、ナッツ、キノコ…。どれも「体にいい食べ物」として知られていますよね。健康志向の人なら、毎日の食生活に取り入れている方も多いはずです。

でも、「歯にいい食べ物」って何だと思いますか?

実は——「歯にいい食べ物」は意外と存在しないのです。むしろ、食べるという行為そのものが、歯にとっては負担になることもあるんです。

使えば使うほどすり減る、歯の宿命

歯は、食べ物を噛むたびに摩耗していきます。たとえ健康に良いとされる食材であっても、歯へのダメージは避けられません。

ナッツは栄養価が高いけれど、硬すぎて歯が欠けそうになった経験、ありませんか? 「キシリトール入りのガムを噛めば歯にいい」と思いがちですが、噛みすぎると顎関節に負担がかかることもあります。 「煮干しはカルシウムが多い=歯にいい」と思ってバリバリ食べていたら、前歯の詰め物が取れてしまった…なんて声も。

大事なのは「何を食べるか」より「どう食べるか」

確かに、チーズやキノコのように、口内の環境を整える栄養素を含んだ食材は存在します。しかし、それらを“歯にいい”とするには、噛み方・頻度・口内ケアの意識も必要です。

つまり、「歯にいい食べ物」を探すよりも、**食べたあとのケア(歯磨きやうがい)**を意識したほうが、よっぽど歯の健康に貢献するんです。

いかがでしたか?「歯にいい=歯を使えば健康になる」と思っていた方には、ちょっと意外な話だったかもしれませんね。健康志向の人こそ、歯を大切にする食べ方を意識してみてください!


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