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💥「ガムでわかる!あなたの口臭が危険信号かどうか」

2025年9月13日 大名歯科院長
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口臭、気になる人はガムでセルフチェック

口臭は命に関わる重病ではありませんが、人との会話や人前での自信を大きく左右します。実は口臭は「病気そのもの」ではなく、「体の異変を知らせるサイン」。放置すると虫歯や歯周病だけでなく、胃や食道など大きな病気につながることもあります。

口臭の原因にはいくつか種類があります。

食後のニンニクやアルコールのような食品由来の臭いなら一時的なもの。 胃潰瘍や胃がんがあると独特の臭いが出ることがあり、これは早めの医科受診が必要。 口腔内の不衛生が原因なら歯科でのブラッシング指導や治療で改善できます。

そこで役立つのが「ガムによるセルフチェック」です。焼肉のあと、ミント系ガムをもらうことがありますよね。実は、口臭を抑えているのはミントの香りではなく、ガムを噛むことで分泌される唾液なのです。唾液には抗菌作用があり、食べカスや細菌を洗い流す自浄作用があります。これによって口腔内の問題なら口臭がほぼ改善されます。

しかし注意すべきは、ガムを噛んでも口臭が消えない場合。そのときは、重度の虫歯や歯周病、口腔乾燥症、さらには胃の病気が隠れている可能性も。そんなときは「病院でのチェック」があなたの健康を守る第一歩になります。


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