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水銀の詰め物って危険?実は“虫歯ストッパー”だった驚きの真実

2025年9月15日 大名歯科院長
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水銀(アマルガム)のイメージと実際

昔は虫歯の詰め物として当たり前に使われていた水銀(アマルガム)。しかし、近年は「体に悪そう」「有害物質が溶け出すのでは?」といったイメージから、ほとんど使われなくなりました。

ところが実際には、この“溶け出す”ことが逆にすごい効果を発揮していたのです。たとえば、フッ素入り歯磨き粉が虫歯予防に役立つのは有名ですが、それ以上に強力に虫歯の進行を抑える働きがあった、と言われています。

例として、虫歯が多発する人でも、アマルガムの詰め物をしている部分だけは意外と虫歯が進行していないケースが見られます。

「右奥歯は詰め物してから10年以上経つのに、そこだけ虫歯にならなかったんです」

と驚く患者さんもいるほどです。

つまり、“悪いイメージ”の裏には“虫歯ストッパー”としての実力が隠れていたのかもしれません。


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