10歳若く見える人の秘密は「唾液力」
三原市の歯科医が教える噛むだけ健康法
唾液は最高の薬!虫歯・誤嚥性肺炎・老化まで防ぐ「唾液力」の育て方
パンを水で流し込む人は要注意。唾液不足が寿命を縮める理由
💦唾液が若さと健康を守る——10歳若く見える人の共通点|三原市 大名歯科
歳を重ねても若々しく健康に見える方には共通点があります。それは、唾液がしっかり出ていること。大名歯科でお口を診ると、健康な高齢者ほど唾液が豊富です。唾液は、虫歯・歯周病・口臭の予防、食中毒や風邪などの感染症予防、歯の再石灰化(老化予防)、嚥下のサポート(誤嚥性肺炎の抑制)まで担う、体を守る強力なバリアです。つまり「唾液が出る=健康寿命が長い」ということ。唾液腺をサボらせない生活が、若さを左右します。
💦唾液が減る最大の要因はストレス
過度のストレスや過緊張が続くと、自律神経の乱れで唾液がほとんど出なくなります。出ない状態が続くと、ますます作られにくくなる悪循環に。深呼吸、姿勢リセット、短時間の散歩、湯船入浴など、日常のストレスコントロールを取り入れましょう。
💦「歯みがき」だけでは届かない。鍵は“唾液の循環”
食後すぐの歯みがきは大切ですが、ブラシが届かない場所や時間帯が必ずあります。唾液が出続けていれば虫歯は起こりにくくなるため、日中は口と舌をこまめに動かし、唾液を循環させることが重要です。唾液腺マッサージは一時的な支援に過ぎません。最初の一歩としてはシュガーレスガムの活用が効果的です。
💦噛まない食生活は「唾液腺の廃用萎縮」を招く
柔らかく油分・水分の多い加工食品に偏ると、一口あたりの咀嚼回数が5〜6回に低下し、パンを飲み物で流し込む人も増えます。これは口が十分に動かず、唾液腺が働かないサイン。筋肉と同じで、使わなければ機能は落ちます。噛む回数を増やし、唾液と食べ物をしっかり混ぜる習慣が重要です。
💦唾液は生命線——「出し続ける=生き続ける」
唾液が不足すると飲み込みづらくなり、誤嚥や感染症のリスクが上昇します。高齢者の重症化リスクに直結するため、唾液の確保はまさに生命線。唾液が出る → 食べられる → 免疫が働く → 生きられる、という流れを支えます。
💦今日からできる「唾液力」アップ習慣(チェックリスト)
・よく噛む:目安は一口20〜30回。急がずゆっくり。
・口・舌を動かす:日中も“もごもご”動かす意識を。
・シュガーレスガム:外出時や作業中の唾液スイッチに。
・ストレスをためない:深呼吸、姿勢リセット、短時間の散歩をルーティン化。
💦三原市でのご相談は大名歯科へ
定期検診時に、唾液の状態・噛み方・食習慣まで総合的にアドバイスします。唾液量チェックや嚥下相談も可能です。気になる方はお気軽にどうぞ。
💦よくある質問(FAQ)
Q. 唾液腺マッサージだけで改善しますか?
A. 一時的な助けにはなりますが、日常的に口と舌を動かす・よく噛むなどの習慣化が重要です。
Q. どんなガムが良いですか?
A. シュガーレスガムをおすすめします。砂糖入りは虫歯リスクを高めます。
Q. パンを飲み物で流し込む癖は直した方がいい?
A. はい。唾液と十分に混ぜるため、流し込まずによく噛むことが大切です。
Author Profile
- 大名 幸一 Koichi Omyo
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