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体重だけを減らすダイエットは“危険信号”⁉︎―見た目が変わらない本当の理由―

2025年11月1日 大名歯科院長
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ダイエットを始めて、数日で「体重が1〜2kg減った!」と喜んだ経験はありませんか?

ところが鏡を見ると、体が引き締まっていない。

「なんで?ちゃんと減ってるのに…」と落ち込む方、実はその変化こそ要注意です。

それは「健康的に痩せた」のではなく、体が弱っているサインかもしれません。

短期間で減った体重の正体は、ほとんどが水分と筋肉。

そして、燃えにくい脂肪は残ったまま増えていくという最悪のパターンです。

体重が減っても、体の中では「貯金型肥満」が進行していることもあります。

💪 本当に減らすべきは「脂肪」

同じ2kgの減少でも、「筋肉2kg減」と「脂肪2kg減」では見た目がまったく違います。

脂肪は水や筋肉よりも体積が大きいため、脂肪を減らすと体のラインがグッと引き締まるのです。

反対に、筋肉が減ると代謝が下がり、リバウンドもしやすくなります。

🚶‍♀️ 脂肪を減らす正しい習慣

脂肪を落とすコツは、「長時間、軽く、ゆっくり動かす」こと。

たとえば、ウォーキング、掃除、ストレッチ、軽い筋トレなどです。

特に太ももや背中などの“大きな筋肉”を使う運動が効果的。

歯科の視点から言えば、「ゆっくり噛んで食べる」ことも立派な筋肉運動です。

咀嚼(そしゃく)は顎や顔の筋肉を使うだけでなく、全身の代謝アップにもつながります。

🍽 「これさえ食べれば」は存在しない

SNSや広告でよく見かける「これさえ飲めば痩せる」「これを食べれば脂肪燃焼」などの言葉。

残念ながら、そんな魔法の方法はありません。

食べ物やサプリだけに頼らず、日々の生活リズムと運動習慣が何よりの近道です。

🦷 大名歯科からのアドバイス

健康的なダイエットは、体だけでなく「口の健康」にも直結します。

噛む回数が増えると唾液が増え、虫歯や歯周病の予防にもなります。

「ゆっくり噛んで、軽く動く」——これが大名歯科が考える全身健康の黄金習慣です。


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