体重だけを減らすダイエットは“危険信号”⁉︎―見た目が変わらない本当の理由―

ダイエットを始めて、数日で「体重が1〜2kg減った!」と喜んだ経験はありませんか?
ところが鏡を見ると、体が引き締まっていない。
「なんで?ちゃんと減ってるのに…」と落ち込む方、実はその変化こそ要注意です。
それは「健康的に痩せた」のではなく、体が弱っているサインかもしれません。
短期間で減った体重の正体は、ほとんどが水分と筋肉。
そして、燃えにくい脂肪は残ったまま増えていくという最悪のパターンです。
体重が減っても、体の中では「貯金型肥満」が進行していることもあります。
💪 本当に減らすべきは「脂肪」
同じ2kgの減少でも、「筋肉2kg減」と「脂肪2kg減」では見た目がまったく違います。
脂肪は水や筋肉よりも体積が大きいため、脂肪を減らすと体のラインがグッと引き締まるのです。
反対に、筋肉が減ると代謝が下がり、リバウンドもしやすくなります。
🚶♀️ 脂肪を減らす正しい習慣
脂肪を落とすコツは、「長時間、軽く、ゆっくり動かす」こと。
たとえば、ウォーキング、掃除、ストレッチ、軽い筋トレなどです。
特に太ももや背中などの“大きな筋肉”を使う運動が効果的。
歯科の視点から言えば、「ゆっくり噛んで食べる」ことも立派な筋肉運動です。
咀嚼(そしゃく)は顎や顔の筋肉を使うだけでなく、全身の代謝アップにもつながります。
🍽 「これさえ食べれば」は存在しない
SNSや広告でよく見かける「これさえ飲めば痩せる」「これを食べれば脂肪燃焼」などの言葉。
残念ながら、そんな魔法の方法はありません。
食べ物やサプリだけに頼らず、日々の生活リズムと運動習慣が何よりの近道です。
🦷 大名歯科からのアドバイス
健康的なダイエットは、体だけでなく「口の健康」にも直結します。
噛む回数が増えると唾液が増え、虫歯や歯周病の予防にもなります。
「ゆっくり噛んで、軽く動く」——これが大名歯科が考える全身健康の黄金習慣です。
Author Profile
- 大名 幸一 Koichi Omyo
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