💤薬に頼らず眠れる体をつくるには?〜三原市・大名歯科の健康コラム〜
「最近、なかなか眠れない」「寝てもスッキリしない」――そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。現代社会では、パソコンやスマホ、テレビなどの光刺激を夜まで浴び続けることで、脳が“昼”と勘違いして眠りにくくなっています。
さらに、体をあまり動かさず一日を終えてしまうと、自然な眠気が起こりにくく、浅い睡眠や寝つきの悪さにつながります。薬に頼る前に、まずは日常の習慣を見直してみましょう。
🔹薬に頼る前に見直したい3つのポイント
① 日中の活動量を増やす
ウォーキングやストレッチ、通勤時の階段利用など、日常の中で少しでも体を動かす工夫をしましょう。体温と代謝を上げることで、夜に自然な眠気が訪れます。
② 夜の光刺激をカットする
寝る2時間前からはスマホやテレビをオフに。寝室は暗く、静かで涼しい環境を整えましょう。光刺激は脳を“覚醒モード”に切り替えてしまうため、就寝直前のスマホ使用は避けたいところです。
③ 眠れなくても焦らない
「眠らなきゃ」と焦るほど、脳が緊張して眠れなくなります。深呼吸をしてリラックスし、「横になっているだけでも体は休まる」と気楽に考えましょう。
💊48時間以上眠れない時は医療の力を借りて
それでも2日以上(48時間)眠れない状態が続く場合は、体が限界を迎えているサインです。その際は無理をせず、医療機関での服薬を検討しましょう。薬はあくまで一時的なサポートとして活用し、根本的な生活リズムを整えることが重要です。
🌙眠りは「歯と体の健康」の基本
実は、睡眠不足は歯ぎしり・食いしばり・免疫力低下とも深く関係しています。夜の歯ぎしりは、無意識のストレス反応として起こることが多く、歯のすり減りや割れを引き起こします。
三原市・大名歯科では、こうした方にナイトガード(就寝時マウスピース)の使用をおすすめしています。良質な睡眠と正しい噛み合わせが、健康寿命を延ばす第一歩です。
🏷まとめ
- 眠れない原因の多くは「生活リズム」と「光刺激」
- 体を動かし、夜はデジタル断食を意識する
- 48時間以上眠れない場合は医師のサポートを
「薬で眠る」よりも「体で眠る」習慣を整えることが、歯や体の健康を守る近道です。心と体が自然に眠れるバランスを取り戻しましょう。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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