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「理想のかみ合わせ」できていますか?前歯と奥歯が助け合う黄金バランスとは

2025年11月6日 大名歯科院長
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🦷理想のかみ合わせとは?前歯と奥歯が助け合う黄金バランス

歯のかみ合わせには「理想的なバランス」があります。

それは、軽くかみ合わせたときに左右の奥歯が同時に、同じ強さであたり、前歯は“軽く触れる程度”である状態です。

そこから前後左右に少しずつずらしていくと、奥歯は離れて前歯だけが接触する。

この状態が、歯科的にもっとも理想的なかみ合わせ(咬合)です。

なぜこの形が理想かというと、奥歯は力を支える役割、前歯は動きをガイドする役割を持っているからです。

どちらか一方が過剰に働くと、歯や顎関節、筋肉に負担が集中し、結果的に歯を早く失うリスクが高まります。

🤝前歯と奥歯は「助け合う関係」

前歯と奥歯は、それぞれが違う役割を持ちながら、お互いを守り合っています。

・奥歯があることで前歯は過度な衝撃を受けずにすむ

・前歯があることで奥歯のすり減りや割れを防ぐ

この「互助バランス」が崩れると、どちらの歯にも悪影響が出ます。

歯並びが悪い人ほど、この協調が働かず、歯の寿命が短くなりやすい傾向があります。

⚠️注意:「上下の歯が常に触れている」状態は危険信号

「歯を食いしばっている」「無意識に噛んでいる」

そんな状態が続くと、歯や顎に過剰な負担がかかり、知覚過敏や歯の欠け、肩こり、頭痛の原因にもなります。

実は、どんなに歯並びが悪くても、上下の歯が触れなければトラブルは起きにくいのです。

歯は本来、食事や会話以外では接触していないのが正常。

あなたの歯、今この瞬間も触れっぱなしになっていませんか?

🌿まとめ:歯の健康は「正しい距離感」から

理想のかみ合わせとは、「強く噛むこと」ではなく「正しい触れ方と距離感」を保つことです。

前歯と奥歯、それぞれが助け合い、役割を果たすことで、一生使える健康な歯を守ることができます。

三原市・大名歯科では、かみ合わせ検査やTCH(歯列接触癖)チェックを通して、あなたに最適な咬合バランスを整えるサポートをしています。

「最近、歯がすり減ってきた」「顎が疲れる」と感じたら、早めのチェックをおすすめします。


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