【歯科医のホンネ】後悔しない治療選びの秘訣は「先生、ご自身にもその治療をしますか?
「医療に絶対はない」——。
これは、私たち医療従事者が常に胸に刻んでいる真実です。しかし、患者様からすれば「どの治療が本当に正しいのか」を判断するのは非常に難しいことですよね。
時代によって常識は変わり、一人ひとりの体質や心の状態も違います。今回は、大切なお体を守るために、そして後悔しない選択をするために、ぜひ診察室でぶつけてほしい「ある質問」についてお話しします。
1. 信頼できる歯科医を見抜く「魔法の質問」
もし、提示された治療法(薬、手術、特別な療法など)に対して少しでも迷いや不安を感じたら、ストレートにこう聞いてみてください。
「先生、もしご自身やご家族が同じ状況だったら、この治療を選びますか?」
実は、自分や自分の家族には決して行わない治療を、患者様に勧めてしまう医療従事者がゼロとは言い切れないのが現実です。
「自分が受けたい、家族に受けさせたい」と思える治療を提案しているか。この質問への回答や表情に、その歯科医師の誠実さがすべて現れます。
2. 「必ず治る」「一生もつ」という言葉の危うさ
先日、中国新聞デジタルのアンケートで、医師から言われて嬉しい言葉の1位が「必ず治るから」だったという記事を目にしました。
確かに、不安な時にそう言ってもらえると心強いですよね。私たちも、そう言って差し上げたい気持ちはやまやまです。しかし、医療の世界において「絶対」「必ず」という言葉は、本来使ってはならない禁句でもあります。
- 「絶対に痛くない」
- 「何でも噛めるようになる」
- 「この歯は一生もちます」
こうした甘い言葉は、一見親切に聞こえますが、リスクを隠している可能性もあります。
3. 正しい医療は「対話」から始まる
医療の正解は、時代や個人の価値観によって変化します。だからこそ、メリットだけでなくデメリットやリスクも正直に話し、共に悩んでくれる医師を選んでください。
「殺されないための医療」とは、他人任せにするのではなく、納得いくまで問いかけ、医師と一緒に最適な道を探ること。大名歯科では、皆様からの「先生ならどうする?」という質問を、いつでも真摯に受け止めます。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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