その「普通の噛み方」が歯を壊す!食事中の「カチカチ音」は危険信号
砂や小石などの異物混入が当たり前だった昔に比べ、現代の加工食品は非常に安全になりました。
しかし、その「食の安全」を過信しすぎた結果、私たちは無意識のうちに「噛むスピード」を緩めることを忘れてしまっています。
実は、勢いよく噛むたびに、口の中では「歯と食べ物」、あるいは「歯と歯」の衝突事故が起きているのをご存知でしょうか?
これらは微小な事故ですが、長年積み重なれば歯に致命的なダメージを与えかねません。大事故(歯の破折など)になる前に、スローでソフトな「安全咀嚼」で、口の中の事故ゼロを目指しましょう。
「普通に噛んでいいですか?」への回答はNO
治療を終えた患者様から、よくこんなご質問をいただきます。
「治療したところでも、普通に噛んでいいですか?」
私の答えは、少し驚かれるかもしれませんが「いいえ、普通に噛むのは危険です」というものです。
なぜなら、患者様が思う「普通」と、私たち歯科医が考える「歯を守るための普通」には、大きなズレがあることが多いからです。これまでの習慣通りの強さやスピードで噛んでしまえば、また同じトラブルを繰り返す可能性があります。
事故防止のために、お願いしたいことはたった一つ。
とにかく、「ゆっくり」噛んでください。
歯を守るマナー「無音咀嚼(むおんそしゃく)」
食事中に「クチャクチャ」「カチカチ」と音を立てて食べることは、日本だけでなく世界中でマナー違反とされています。しかし、この「音が鳴る噛み方」は、行儀が悪いだけでなく、歯にとっても非常に悪い噛み方なのです。
音が鳴るということは、それだけの衝撃(インパクト)が歯に加わっている証拠です。
- カリカリ
- バリバリ
- カチカチ
こうした音が響いている場合、歯は悲鳴を上げています。安全咀嚼のためには、なるべく音を鳴らさないように優しく噛むことを意識してみてください。
柔らかい豆腐でも、歯は割れることがあります
「硬いものを食べていないから大丈夫」と思っていませんか?実は、これこそが大きな落とし穴です。
例えば、柔らかいお豆腐を食べる時を想像してみてください。
もし、豆腐を食べている時に「カチッ」と歯がぶつかる音がしたなら、それは危険信号です。
柔らかいものを食べている油断から、上下の歯が高速で接触してしまっている証拠です。いわば、噛むブレーキが壊れている状態と言えます。
歯はダイヤモンドのように硬い組織ですが、ぶつかる相手(反対側の歯)も同じく硬いのです。高速で硬いもの同士がぶつかれば、当然ダメージを受けます。
「スローで、ソフトに、音を立てずに」
今日のお食事から、ぜひこの「安全咀嚼」を意識して、大切な歯を守ってあげてください。
大名歯科(Ohmyo Dental Office)
〒723-0051 三原市宮浦3-24-26
電話:0848-81-2117
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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